こんにちは、マイボックス２４の竹末です。
さて、
北海道地震や台風21号の災害のニュースを
見ていると、たくさんの尊い人命も失われましたが
避難される方の不便を強いられる生活や
水、電気の供給を絶たれた生活が
現代人にとって、いかに大変なことで
危機であるかということがよくわかります。
特に、電気を絶たれると全くお手上げの
状況に陥ります。日々の生活だけでなく
経済や流通も停滞してしまいます。
北海道の地震では、今まで聞いたことが
ない電力発電所の「ブラックアウト」という
トラブルが起こり、電気の供給が
広範囲にストップしました。
現在でも完全な回復はしていません。
電気を使えない生活が２日も3日も続く
生活が考えられるでしょうか？
考えただけでもぞっとします。
日頃、日常生活で何の気なしに
電気を利用し生活をしている私たちが
電気のない生活を真剣に考えみると
全ての生活や経済行為がストップする
ことになります。
電力会社の営利政策事業の一環である
オール電化住宅も考え直す余地があると思います。
最近の地方都市では、新築住宅の７～８割が
オール電化住宅と言われています。
日本は電力会社の緊急時の復旧が
早いので、停電になっても電気は
数時間以内に使用できるという誤った先入観があり
これも、電力会社の創った「印象操作」です。
私自身も家を建てる際に何も考えずに
オール電化を採用しましたが
実際に利用して便利だなと思う反面
これって、停電があったらすべての生活が
アウトになるんじゃないかと
危惧していました。
その危惧が今回の災害ですべて露呈したわけです。
何でも電気というエネルギーを利用して
生活することが本当に正解なのか
そして、今回のような突発的に起こる自然災害
に対応できるのか
ここは冷静に考えてみる必要があると思います。
そのためにも、エネルギーをすべて
電気に依存するだけでなく
他の代替エネルギーも利用できるような
リスク分散を考えていたほうが
よろしいかと思いました。
たとえば、冬の暖房用エアコンと
ガスや灯油のストーブを併用する。
もちろん、電源が電気でないもの。
EV自動車では電気で充電できなくなるので
ガソリン車を購入する。
トイレの排水の水は電気式にしないとか
他にもいろいろなことが考えられます。
家庭で使う全ての機器を自動化することは
イコール電力を使用することになりますから
多少、一手間かけて不便であっても、
自動化を避けることも大事なことです。
今回の災害は、自然災害の多い日本国の
我々日本人に、真摯に考えさせられる出来事で、
ある意味良い機会でもあったと思います。
便利になりすぎた世の中に警鐘を鳴らす
出来事でもあったかもしれません。
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